老化を早める活性酸素を撃退するタウリン

タウリンは神経伝達物質としての役割を持つほか、抗酸化物質としての性質も持ちます。免疫力アップには牛乳が良いといいます。これは牛乳に含まれる成分が抗酸化力を持つからですが、タウリンにはなんと牛乳の約20倍の抗酸化作用があるといいます。

抗酸化作用のある成分を摂取することにより、体内の活性酸素が除去されますから様々な病気を予防することができるのです。タウリンが健康に良いとされる理由の大部分は、この抗酸化作用を根拠としています。

肝臓と活性酸素

肝臓では血液中の活性酸素を集めて無毒化する働きをしています。しかし、この活性酸素を除去する過程において、じつは肝臓内でも新たに活性酸素ができてしまい、肝臓にダメージを与えているのです。

この肝臓を活性酸素から守っているのが、セサミンやタウリンなどの物質です。抗酸化物質は活性酸素を見つけると他の細胞に代わって自身が酸化を引き受けます。これにより、細胞等が酸化ストレスを受けることから守ってくれているのです。

実際、タウリンは二日酔い、アルコールの飲み過ぎに効くといいますし、お酒をよく飲まれる方にはオススメしたい成分です。

過酸化脂質と動脈硬化

血液中にはステアリン酸などをはじめとする飽和脂肪酸と、DHA,EPA,リノール酸などの不飽和脂肪酸が流れています。これらの脂肪酸は、活性酸素からの攻撃を受けると過酸化脂質へと変化し、動脈硬化の原因となってしまいます。

例えば脂質異常症の診断基準には悪玉コレステロール値が使われますが、この悪玉菌は酸化LDLといってコレステロールが酸化したものなのです。間接的なものを含めれば、心臓病の多くは活性酸素を原因としています。プログラムされた細胞死であるアポトーシスをいかに抑えるかというのが老化防止での大きな課題となっています。抗うことのできない細胞障害を少しでも低減させるために働くのがタウリンなのです。

タウリンにはどうして抗酸化能力があるのか

化学式C2H7NO3S から分かるとおり、タウリンは硫黄(S)の化合物です。対して活性酸素は電子が不安定な状態にあるO2もしくはOHで表せます。硫黄化合物は水素を分解しますので、発生した活性酸素と結合し無力化することができるのです。

タウリンを効率的に摂るには

タコや牡蠣などの食品から摂っても良いですし、タウリン配合のエナジードリンクやサプリメントから摂っても良いです。

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